ホッケは忘れた頃にやってくる
私はホッケが好きだ。
なぜかというと旨いからだ。干物にするとなお旨い。
ウィキペディアによると、かつてはネズミサカナよばれまずい魚の代名詞のような不名誉を受けていたらしいが、80年代に株式会社つぼ八が運営する同名の居酒屋がメニューに取り入れたことで全国的に普及し、現在の旨い魚というイメージに変わったようだ。
なぜまずい魚と思われていたかというと、非常にアシが早い魚で冷凍輸送技術のなかった時代は産地以外ではまともな状態で食べることができなかったかららしい。
また、ホッケ柱というチームプレーでプランクトンを捕食する行動はかつてTV番組でも取り上げられたくらいクールだ。
巷ではそんなホッケをケースにした「ほっケース」なるクールな商品があるというではないか。
調べてみたところ
このように非常にリアルなホッケがプリントされているケースであり、完全に開放するとまさにホッケの開きになるという代物だ。
正直、なかなかいい感じだ。
買い物ついでに見かけたらいずれひとつ買ってやろうじゃないか。
そんなことを思い続けてもう何ヶ月経っただろうか。
運命の邂逅
ほっケースのことも忘れかけていた先日、コンビニに行くとドア横のワゴンで型落ち商品のセールをしていることに気付いた。
コンビにでもセールってやるんだと思い何気なく覗いてみると、なんとそこにはほっケースが!
ほっケースとはいえ上に示した画像のような本格的なものではなくミニチュア版なのだが、思いがけない出会いに私の鼓動は早まった。
(下敷きにしているのはロアルド・ダールの「アンブレラマン」ひまつぶしには最適の内容です)
しかし、私の震えるハートがほっケースをレジに持っていかせるまでそれほど時間はかからなかった。
緊張のご対面
喜び勇んで帰宅した私は早速ほっケースのケースを開封した。
ジャーン!
ホッケじゃねえじゃん…
どうもキンメダイのように見えるが、あまり気にせず何枚か写真を撮ったので、ご覧頂きたい。
開いた状態(表)
開いた状態(裏)まさに開きです
使用レビュー?
ケースであるからには何かを入れるのが正しい道というもの。
さて、何を入れようか。
まずはこれ。
飴です。2個くらいは入ります。胃の調子が悪いときのために太田胃酸の飴を持っておくと安心です。
次はこれ。
お気に入りのLAMYローラーボールです。これでもうペンケースを持ち歩く必要はありませんね。
次はこれ。
夏場によく使った扇子です。もうほとんどの部分がはみ出しちゃってます。はみ出し刑事旅情編です。
次はこれ。
最近好んで飲むマルティネリのアップルサイダーの王冠です。王冠ってなんか夢がありますよね。
使えねえな…
結論
まあもともとこのミニチュア版は本気でケースとして使うというよりはキーホルダー的な用途を見込んだ商品のようなので、とりあえず問題なしということで。
全部で9種類あるようなので、コンプリートを目指すのも一興です。
あと数点写真を添付しておきますので、よろしかったらご覧ください。
外箱裏面
何が入っているか分からない旨は裏面に書いてありました。
同梱リーフレット
今回のものはキンメダイに見えただけではなく、実際にキンメダイだったようです。
全体像
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