1億2000万ピクセルのオリジナリティ
今日のお話はツイッターなんかでも結構流れてたのでご存知の方も多いかとは思いますが、「ハイパーフォト」というものについてです。
論ずるより生むが易し。論より証拠。百聞は一見にしかず。Seeing is believing.(しつこい) ということで、まずはこちらの画像をどうぞ。
絵画のようにも見えるこの画像は何枚もの写真を張り合わせてデジタル処理をされたもので、作成者はこれを「ハイパーフォト」と名づけました。
一箇所から、あらゆる角度で撮られた写真を、何百、何千もコラージュして作られた「ハイパーフォト(Hyperphoto)」が壮大。。。
最大1億2千万ピクセルにまで及ぶ世界が、拡大しても、そのままでも、未来の都市とも、どこか違う惑星のものとも思える凄味が押し寄せてゾクッとする
や、やばい・・・1億2千万ピクセルの圧倒的スケールで映し出される風景にゾクッとする | DDN JAPANより引用
この作品をつくったのはフランス人アーティストの Jean-François-Rauzier 氏で、彼の独特の世界観は見る者を圧倒し、目を奪われずにいられません。
一つ一つの部分は現実に存在するものでありながら、本来はフレームから外れていたものを凝縮して目の前に集めてくるとこんなに壮大なものになるというから驚きです。
画像をたくさん貼ると重くなってしまうので、他の画像はこちらにまとめておきました。よろしかったらどうぞ。
写真の革命!Jean-François-Rauzierが作り出すハイパーフォトの世界 - NAVER まとめ
オリジナルであること
かなり昔のことですが、アドリブ演奏に長けたジャズギタリストが(ピアニストだったかもしれません)「アドリブを弾くってのは、1から演奏を作り出すことじゃなく、出来るだけ多くのフレーズを自分の中にストックしておいて、それを適切なタイミングでいかに気の利いたアレンジで弾けるかってことさ」というような趣旨のことをおっしゃっていたことを思い出します。
そんな彼の演奏はとてもオリジナリティ溢れるものだと私は思いますし、ジャズファンからの評価も同様に高いようです。
上記の話はホールズワースのものではありませんが、なんとなく思い出してしまったのでここでひとつ彼の動画をどうぞ
Allan Holdsworth - Devil Take The Hindmost 2009 ...
オリジナリティが大事とはよく言われますが、オリジナリティを求めるあまり視野が狭くなり、苦労して編み出したものが既存のものとほとんど変わらなかったという類の笑い話とも悲劇ともいえる話がよくあります。
もちろん天才的な才能の持ち主の場合は話は別かもしれませんが、私自身のことを鑑みるとどこで使えることになるかはわからないけれど、出来るだけ多くの人生のフレーズをストックしておきたいなと思うわけです。
私が皆さんのブログを読む理由のひとつはそのフレーズを集めるためです(いつも学ばせていただき、ありがとうございます)。
オリジナルであるために。
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