バンビーノゾンビーノ
「ゾンビ」発見さる
非常に古い記事からのお話で申し訳ありませんが、先日以下のようなものを見つけました。
その記事によると、なんと「ゾンビ」が発見されたというのです!
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これはもちろん映画の撮影シーンで、特殊メイクをした役者さんなのですが
今回発見されたゾンビはミツバチのゾンビです。
その記事によると
ミツバチが見せる“ゾンビ”のような行動を解明するため、無線の小型追跡装置を使った調査が実施される。
ニュース - 動物 - “ゾンビ化”したハチの追跡を開始 - ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト(ナショジオ)より引用
ということです。
その「ゾンビのような行動」というのは
ミツバチはクサビノミバエの幼虫に寄生されると、夜に巣を抜け出して光に群がる。そして、円を描きながら地面をふらふら歩き、絶命する。
同上
う~ん、いかにもゾンビっぽいアクションです。
どうやら寄生虫が原因でこのような行動になるようですが、詳細を探るため昆虫学者ジョン・ハファーニク氏はミツバチにマイクロチップをつけて行動を観察するという調査をしています。
こちらがマイクロチップをつけられたミツバチです。
このチップでミツバチたちの巣への出入りをスキャンできるのですが、そのサイズがなんと銀ラメより小さいんですよ!
なんかゾンビ系の話と最先端のテクノロジーって親和性高いですよね。
さらに調べてみると昆虫の世界ではこの「ゾンビ化」の研究がけっこうアツイようで、どれも興味深かったのでちょっと忘備録としてまとめてみました。
ご興味ある方は是非ご覧ください↓
ゾンビの足跡を追ってみた - NAVER まとめ
ゾンビに学ぶ人生のツボ
ゾンビといえばみなさん「ゾンビーノ」という映画をご存知でしょうか。
あまりメジャーな作品とは言いがたいのでちょっとWikiよりご紹介
地球が放射能の雲に覆われた影響で死者がゾンビとして蘇り、人間との間で戦争が起きた。ゾムコン社はゾンビをおとなしくさせる首輪を発明し、人々が安心して暮らせるようにした。
ウィラードに暮らしているティミーはそんな社会に疑問を感じ、友達をつくらずに独りで過ごしていた。母親のヘレンはティミーにゾンビを買ってあげる。キャッチボールを通じてティミーはゾンビを家族の一員と考え、「ファイド」と名付ける。
しかしある日、ファイドの首輪か壊れてしまい、ファイドは隣に住むお婆さんを食べてしまう。
原題はずばり"FIDO"となっております。予告編はこんな感じです。
という荒唐無稽なコメディー映画なのですが、この作品の中ではっとさせられるせりふに出遭いました。
ティミーの父親は幼少期にゾンビに襲われた経験があり、成人後もゾンビと暮らすことにはあまり賛成していません。
ゾンビのファイドは息子の大事な友人となっていくのですが、それでも父親はファイドの存在を認めがたく家庭内には不穏な空気が漂います。
そんなときに出た奥さんからの一言(なんと奥さん役はマトリックスでトリニティを演じたキャリー・アン・モス)が
「だからわたしたちも幸せになっちゃいけないの?」
「だからわたしたちも幸せになっちゃいけないの?」
もういっかい!
「だから私たちも幸せになっちゃいけないの?」
この台詞はわたしの心の中に楔のように打ち込まれ、今でもはっきりとした存在感を放っています。
自分にはこんな過去があるから、こういう事情があるから、それはたしかにそうでしょう、同情の余地もあるでしょう。
正当な理由といってさえいいでしょう。
でも、いま自分の身の周りにいる大事な人たちを不幸にするに値する事情かなあ、という思いが頭の中でぐるぐる回って、自分が今までしていた言い訳が全て愚かしく思えて、目の前では明らかにふざけて作られたようなコメディー映画が流れているのに、恥ずかしくて耳まで赤くなるような思いをしました。
追記:ちなみに、「ファイド」という名前は日本で言うところの「ポチ」とか「コロ」にあたるようです。
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