ゆめ見るディオスクロイ

メビウスの輪を旅するアドヴェントカレンダー

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哲学

モノクロ写真とチラシの裏の水墨画―それは『ペンテル・トラディオ・プラマン』で描かれたのだ

黒白のさくらいろ 今週の一枚「さくら2014」なんでもモノクロにしてしまうのは安易すぎていかがなものかと思うが、やっぱりモノクロの魅力は強力だ。『さくらいろ』ということばがあるように桜といえばほんのりと妖しくもかわいらしいその花弁の色がアイデン…

私たちは我々自身について語っている。たとえそれがフェラーリについて語っているときでもね。

photo by Mohammed Nairooz 突然ですが、今年は午年です。午といえば跳ね馬。跳ね馬といえばフェラーリということで、フェラーリに乗ってみたいな~なんて考えている方に役立つかどうかは分かりませんが参考になる可能性が存在することは否定しきれないかも…

カオスをこおろこおろとかき混ぜてみた話―ゼロの概念への憧憬

photo by hyakuhei 大学で論文を書いた時のことです。その論文は英語で書かなければならなかったのですが、私は何を思ったのか英語版の某日本人作家の作品を読んでそれについての論文を書くことにしました。担当教授はその作家の作品を全く知らなかったよう…

主観的な世界で客観的観測はどこまで真実に迫ることが可能か―あるいはマイナス1という実在

photo by AnnCam 先日あるSNSでお付き合いのある医大の教授が奥様から「あなたは頭がおかしい」と言われたということを書かれてました。その方は仕事で日本中はおろか世界中を駆け回っており、国内ならばかなりの距離でも日帰りというパターンがけっこうある…

方法的禁止―デカルト、あんたは偉かった

写真を撮ることを自らに禁じて外を歩くとあっこれ撮りたい!と思う風景に驚くほどよく出会う。

哲学と私の反発力/俳句と私の親和力

photo by yamuhaton 下村寅太郎氏は『知性改善論』で以下のように述べています。 我々の知性はなによりもまず植物的である。(中略)風土的環境との交渉において生成した性質である。(中略)そこに存するものはすべて複雑多様・動揺可動を正確とする如き自…