リカバリーは突然に―Being a Genius is a Hard Task!
PC直りました。
自分のPCに不具合が生じたというまことに個人的かつ人様にそんなこと聞かせてどうすんの的な記事を先日書かせていただきました。
で、その中でも書いたとおり
というのも、ページ上部のタブをいくらクリックしてみても、いっこうに画面が反応を示さないのだ!
Google Chrome Short Cut Key - びっくりするくらいいまさらな話 - masahusaの日記photo by ERIO先日、私の身に非常事態が起こりました。そのときのことを思い出しただけでも、背中の真ん中辺りにじっとりと汗がにじむような感覚を今でも覚え...
というわけでして、ショートカットキーの知識ゼロだった私がその知識を得ようとするコンフリクト溢れる日々を今日まで過ごしてきました。
少しは身についたショートカットキーのおかげで日常的な操作はほとんど困ることなく行えるようになっており、もはや以前の正常な状態を前提とした入力は一切しない状態になっていました。
そんなときです。たまたまポインタがタブの上に重なっており、私の左手親指の付け根あたりがタッチパッドに当たりました。
するとどうでしょう。画面が切り替わったのです!
Suddenly~♪
思わず'Yesterday'が頭のなかに流れました
yesterday - YouTube
ほんとに、なんでタブ切り替えができなくなったのか、そして何故今日、突然直ったのか。
ちょっとPCのこと勉強しよっかなと思ったけど、しないんだろうな~自分の性格上…
ともかく今日からはコンブリオに過ごせるぞってわけで。
制限という快適さ選択肢という罠
で、よっしゃー!コレでさくさく入力だぜ!なんて思ってると事情はそう簡単ではないようです。
たった数日ですがほとんどの操作をショートカットキーで行っていた私の指はすっかりショートカット色に染められてしまっていたのです。
下手したら私の体のほとんどはショートカットキーで出来ているといっても過言ではない状態になっていたのかもしれません。
新しいツールを手に入れて日々それに熟練していく手ごたえを感じていた私は、おかしな話ですがそのことに喜びすら感じていました。
今まで何度もおぼえようと思いながらも手をつけなかったショートカットキーを次々と覚えていく行程は私に一種のカタルシスを与えてくれました。
でも、ショートカットとの蜜月は長くは続かなかったのです。
で、なんの前触れもなく回復しちゃって以前みたいにポインタを動かして入力をしようとするのですが、ギターのコードの形を覚えるみたいに指がショートカットキーのポジションにサッと行きそうになるんですね。
それをぐっと抑えてタッチパッドに手を戻すのも変なものです。
でもせっかく直ったんだからとタッチパッドをくりくりすると目標地点とポインタが遠かったりして、う~ん、もうショートカットキーばっか使うか…と、たいした問題ではないのですがモヤモヤ感が私の中に蓄積するのを感じるのです。
天才の憂鬱
選択肢が二つあるというだけでこの有様なのですから、能力が高くて自由度の高い人というのは他人から羨まれるほど快適な状態ではないのかもしれないなと思ったりします。
才能があるほど出来ることは多く、多様な選択が可能です。
その人が選択する才能も持ち合わせていればいいのでしょうが、そうとも限らないですよね。
そうした状態がいわゆる天才は才能を無駄にするという法則の一因になってるのかもしれませんね。
360度上下左右無限に広がる空間に置かれると人は自分の位置を確定できません。
そのときに出来ることは、よくわからなくてもこっちに行くと(あるいは行かないと)決定することだけでしょう。
私にはそんな選択肢がなくて気楽です☆⌒d(´∀`)ノ
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