哲学と私の反発力/俳句と私の親和力
下村寅太郎氏は『知性改善論』で以下のように述べています。
我々の知性はなによりもまず植物的である。(中略)風土的環境との交渉において生成した性質である。(中略)そこに存するものはすべて複雑多様・動揺可動を正確とする如き自然である。(中略)自然は恒常性法則性においてよりもむしろ逆に無常として理解される。
(中略)そこでは自然への随順、むしろ自然と合体することが理念的なあり方である。自然との対立も自然からの独立も意志されない。したがってそこには空想力や想像力が微弱である。(中略)ここでは精神は有機的に自然と一体となり、自然は精神と融合している。(中略)日本人がほとんど誰でも歌人俳人であり得るのは、その詩型が単純平易だからではなく、日本人自身の存在の仕方が詩的文学的であるからである。下村寅太郎『知性改善論』より
なるほど、葉っぱだけの植物に魅力を感じるわけだ。
哲学書を読むのに時間がかかるわけだ。
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