観光名所はいかにして観光名所以上の意味を持つようになったか
午前中になんとなくぶらぶらと近所を散歩していたら、ある衝動が僕のなかを突き抜けた。
「観光地に行け、観光名所に行け」とその声は言うんです。
「えっ、観光名所?」と、僕。
「そう、観光名所。なんちゅうんやろ、ほら、そんなに1級のスポットゆうわけでもないんやけど、そこそこ人が途絶えん程度に来とって、少なくとも重文に指定されてて、下手したら意外と国宝になってるもんがあるような、そんなとこや。」
「あーうん、はいはい。なんとなくわかります。あー、いいですね、そのイメージ。」
「せやろ?わかるやろ自分やったら。そういうとこにふらっと立ち寄って、『へぇ、こんな名物あるんや。ちょっと食べてみよか。おー!うまいやん、これ。あいつらにもみやげに買うて帰ったろか』とかなんとか言いながら散策するんやがな。な?」
うん、帰ったら地誌学の勉強しようと思いましたね、ええ。
あれは一体、なんだったんでしょうねぇ。
▼地誌学ってこんな勉強
日本列島の気候区分と平安京の人の動きを地誌学的に見てみた - NAVER まとめ
コアですな
▼ちょっとイメージより上等なスポットですが…