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念願の清寿軒のどら焼きを頂きました。

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そぞろ神が漂泊の思いを全力で誘う季節になりました。

そしてまた、甘いモノが無性に食べたい季節でもあります(年中食べたいような気もしますが)。

というわけで今回は日本橋清寿軒さんのどら焼きを頂きました。

清寿軒は、文久元年(1861年)に創業した和菓子店。武家の町でありながらも町民が多く暮らしていた堀江町(現在の日本橋小舟町)で、江戸時代には大名家、明治から昭和にかけては花柳界の手土産として愛されてきた。
清寿軒|日本橋手みやげ|「日本橋ごよみ」のご紹介|日本橋の遊び方|まち日本橋

上記にあるとおり153年もの歴史を誇る老舗の和菓子屋さんということで期待感が高まります。

予約は必須です

甘いもの、しかもなぜかどら焼きがピンポイントで食べたくなってしまった私は、さっそく美味しいどら焼きの検索をはじめました。そこで白羽の矢が立ったのが清寿軒さんだったというわけです。

食べログなんかで見たところ、一般的にいうどら焼きとは少し異なり、一枚の生地を二つ折りにしてたっぷりのあんこを挟んだ小判という商品が人気とのこと。さっそく行ってみたところ、まだお昼前にもかかわらずすでに売り切れ…。

もう完全に口の中がどら焼きスタンバイオッケーになっていた私はその欲望を満たすことができず、その日1日やりようのない感情に支配されていました。その様子を察した友人が何かあったのかと声をかけてくれました。

いきさつを話すと友人は呆れたような顔で(私にとっては真剣な問題なのだo(`ω´*)o)、清寿軒なら予約しとかなきゃ無理だよと言って、その場で予約の電話を入れてくれたのです。ああ、持つべきものは友とはよく言ったものだ。電話で話す友人の横顔は天使のように輝いていました。

※後に食べログなんかを読み返してみると予約必須ということが書かれていました。甘いモノを見ると理性の働きが鈍化するもので…
ちなみに友人は栗最中も美味しいということで一緒に予約してくれました。なんと気が利く友人でしょう。こういうものに私はなりたい。

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こちらがそのパッケージ。いかにも老舗らしい立派な意匠になっております。かっこいい。

で、肝心のお味の方はといいますと、もうど真ん中に好みの味です。

餡がどかっと入ってます。

生地は少し甘目でむっちりしてる感じで、餡の方は甘さ控えめで結構な量ですが抵抗なくするすると喉を通り抜けていきます。

栗最中の方も間違いのないお味でさっくりした皮を通り抜けてゴロッと入っている栗に前歯が出会う瞬間はまさに至福といって差し支えないでしょう。

また、私が意外に思った美点として、4日も日持ちするという点です。この種の和菓子って当日か翌日に食べなきゃ的なイメージがあったのですが、4日も持つならばたんまり買っておいて4日間食べまくるという荒業も可能です。いやほんと、4日連続でも飽きない自信ありますよ、個人的には。

ちょっといい緑茶を用意しておけばよかったなと後悔するくらい美味しかったです。いや、買ってきてくれた友人に対してそれくらいは用意しておくべきだったかなと少し反省しました。気が利かねえのは生まれつきでい!( ´Д`)=3

しかしまあ、美味しかった(しつこい)。今度は私がとっておきの買ってきてあげるからね。こんな私を許してね、マイディアフレンド

あ…画像撮る前に食べきっちゃったよ(´;ω;`)ウッ…

※清寿軒さんは、土日祝はお休みなのでお気をつけ下さい。