国が本気出してきた?総務省の『アプリDe統計』が案外お気に入り
必ず知らなくてはいけないものではないけれど、ちょっと気なるし知れば「ほほ~」となる知識。それが統計データです。とはいえ明確な目的もなく総務省や厚生労働省のサイトに行って統計データを眺めるというのもちょっとアレですよね。そんな現状を打破するべく、総務省がやってくれました!
総務省統計局と統計センターは、4月15日、統計のオープンデータ高度化への取り組みの一環として、Android搭載スマートフォン向けの統計情報提供アプリ「アプリDe統計」試行版の提供をGoogle Playで開始した。価格は無料。
このアプリには3つの機能があり
① 「City Stat」:今、自分がいる場所の市区町村の統計データをスマートフォンのGPSと統計API機能を連動させ表示
② 「ポケット統計」 :基本的な統計データを手軽に表示
③ 「とうけいどけい」:様々な日にちなんだ統計情報や統計にまつわるクイズ、ちょっとした統計グラフの作成
となっております。個人的にコレは使えると思うのは①の「City Stat」。出張先や旅行先なんかで現在地の情報を手軽に見ることができれば、その町に対する見る目もだいぶ変わるでしょうし、理解も深まることでしょう。また、店舗を出す場所や引越し先などを検討しているときなどに現場を移動しながらここはいいなと思った場所でそこの統計をおおまかにつかむのに役立つのではないでしょうか。
早速ダウンロードしてみた
トップ画面はこんな感じ。爽やかなブルーがいかにもお役所って感じでステキ。
「City Stat」を使ってみる。
使い方は簡単。上記トップ画面のいちばん上、「City Stat」のボタンをタップし、次の画面でまたいちばん上に表示される「現在地の統計情報を表示する」をタップ。すると次のような画面が表示されます。
まずは人口など。あなたが殿方ならばさっとこの情報を調べて「この街で185,056人のなかから君を見つけ出したんだよ」とか言えば彼女はもうあなたにメロメロです。
下にスクロールすると労働力状態などが表示されます。あなたが殿方なら「俺と一緒になって41,528人目になってみないかい」と彼女に言えば、彼女は(もし専業主婦希望ならば)あなたのプロポーズを受け入れてくれるかもしれませんし受け入れてくれないかもしれません。
次は物価と住宅数などです。「ごらん。185,130戸の明かりが美しく灯っているね。君と一緒に185,131戸目の明かりを灯したい」なんて言おうもんなら、もう想像しただけでワクワクしてきますね。
最後は収支です。まあこれくらいらしいです。
『マイ統計グラフ』を作ってみる
ふと統計グラフを作ってみたくなることってありますよね。春の陽気に誘われて今日は気持ちのいい公園のベンチで統計グラフ作っちゃおっかなとか思うこと、あると思います。たとえば、『ブラックサンダー』が大好きで毎日のように食べるという方ならば以下のような具合になります。平均値や最大値・最小値まで表示されて「食べすぎ/食べなさすぎ」をばっちり把握できちゃうんです。また、最大・最小値をとった日がどういう日だったか、なぜその日がその数値になったのかを振り返ってみたりするのも興味深いかもしれませんね。作り方はコレも簡単。トップ画面左下の「とうけいどけい」をタップするとシュールでなぞめいた「とうけいどけい」が表示されます。その下部に「マイ統計グラフ」というボタンがあるのでこれをタップ。あとはグラフのタイトルと単位を入力し、各日の数値を入力すれば完成です!ちなみに下のグラフはグラフタイトルを「ブラックサンダー摂取量」単位を「個」に設定して作成しました。
さあ、みなさんもレッツ統計!
Google Playからダウンロードはこちら↓
アプリDe統計 - Google Play の Android アプリ
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